製品検査と表示
当組合では牛首紬の品質保持、評価拡大のための品質検査を行っています。検査については牛首紬織物検査規則および認定織物検査規定に基づき実施しています。検査については全品検査を実施しており、牛首紬については組合の全品検査の他に全体の10%を抜き取りし外部検査として金沢織物検査所に委託検査しています。合格した製品については下記のとおり表示を行います。
1. 金沢織物検査所、本組合のそれぞれ合格印を生地端末に押印します
2. 検査合格之証と保証書を交付します
検査合格証
牛首紬保証書
- <2014年2月末までの保証書>
- <2014年3月1日以降の保証書>
<玉糸機で製織された製品(手挽き糸・牛首紬)の保証書(2013年1月より)>
<認定織物保証書(夏牛首、夏帯など)>
3. 牛首紬については伝統的工芸品表示事業実施規程に基づき経済産業大臣指定伝統的工芸品証紙を貼付します
- ※指定要件外の製品には貼付してありません
【例】
・牛首紬であっても、大分部に平織り以外の変化組織が使用されたもの。
・その他、夏物、夏帯など
4. ラベルについては組合で決定した同じデザインをベースとした統一ラベルを採用しています。また、この中で家庭用品品質表示法に基づく品質表示を行っています
統一ラベルと各証紙の貼付例
- <高機による牛首紬>
- <玉糸機による牛首紬(手挽き糸・牛首紬)>
- <認定織物(夏牛首など)>
※品質表示者覧には染色など最終加工を行った業者名を表示します